移住・定住

about
与謝野町の移住・定住施策

与謝野町では、「第二次与謝野町総合計画」において「地元を誇りに想い、人の流れを生むまち」を施策方針に掲げ、まちや人の魅力が生み出す、与謝野町ならではの移住・定住の促進を図るための様々な施策を展開しています。

空き家バンク制度

与謝野町では、平成27年に町内全域の空き家調査を実施したところ、585軒の空き家があることが分かりました。こういった空き家の有効活用を通して、地域住民の交流拡大と、IJUターンによる移住・定住を促進し、地域の活性化を図ることを目的に、「空き家バンク制度」を創設しました。平成28年からこれまで(令和元年8月末)の間、売買、賃貸あわせて30件の登録があり、現在も16件の物件が登録されています。空き家情報は、京都府北部地域連携都市圏で運営する移住定住ポータルサイト「たんたんターン」のほか、「全国移住ナビ」で情報発信しています。

>>たんたんターン(京都府北部7市町移住定住ポータルサイト)
>>全国移住ナビ

空き家活用

平成28年に京都府が制定した「京都府移住の促進のための空家及び耕作放棄地等活用条例」に基づき、「与謝野町空家活用移住促進事業補助金」を創設しました。移住促進特別区域に指定された地域の移住者に対し不動産所得税の軽減や空家改修等に関する助成を行うほか、受入地域が設置するお試し住宅・シェアオフィスや移住者受入活動に対して助成するものです。与謝野町においては、平成28年度に与謝小学校区(与謝区、滝区、金屋区)が特区に指定され、2世帯(4名)が移住。令和元年度には、桑飼地区(温江区、明石区、香河区)と岩屋地区が特区申請を行い、地域をあげた取り組みが進められています。また、令和元年度には、特区以外の地域の空家改修でも活用できる補助制度(対象事業費の1/2、上限90万円)を設置しました。

お試し移住体験

与謝野町への移住に関心のある方を対象に、短期間、事業所での職業研修や町内での暮らしを体験してもらい、与謝野町ならではの「人」と「地域コミュニティ」に触れ、生活と仕事が密接な暮らしを体感できるお試し移住体験プログラム「よさのワーキングステイ・トライアル」を展開しています。平成28年度から開始し、これまで「酒蔵編」「織物編」「農業編」「宿泊・コンテンツ企画編」と、4つのプログラムを実施。延べ12名の移住希望の参加者を受け入れ、1名が移住し、町内で仕事に従事しています。移住に直接結びついてはいないものの、プログラム参加後も与謝野町や体験先の事業所と関わりを持ち続け、関係人口として活躍いただいている例もあります。

>>よさのワーキングステイ・トライアル

地域支援

移住・定住者の増加と交流人口の拡大を目的とした事業を行う地域団体に対して、その事業に要する経費の一部について支援する補助制度を平成30年度に創設しました。平成30年度、令和元年度には、岩屋区が本補助金制度を活用。区内にお試し住宅を設置したり、大学生の受け入れを行うほか、地域住民に対しても勉強会や空き家バンク登録促進(空き家所有者への働きかけや相談受付)を行うなど、移住者受入に対する意識醸成が図られています。平成30年度には、移住体験を行った滋賀県立大生らにより、岩屋区への移住体験をまとめた「うちのまち 特別編」も制作されました。

>>うちのまち 特別編(滋賀県立大生制作)